大好きなひと
「え?それで安いっておかしくない?」
と違和感を感じたのか愁くんが言った。
「大丈夫!私のおばあちゃんが半分払ってくれたの!」
「ちょ、さつきだめじゃん!」
「え?だって・・・。この隣私のばあちゃんちだよ?」
「は!?」
とみんな声をそろえて言った。
「ここなら、コンビニとかも近いし海も近いし。」
「いや、そういう問題じゃねーだろ?さつき。」
と純希くん。
「え?なんで?」
「はー、さつきお前はもう!」
と彼氏である純希くんも呆れ顔。
「あ、そうだ。どういう部屋割がいい?一応、4部屋借りたんだけど。」
「この際、カップル同士でよくね?」
と涼くん。
「それでよくね?」
と、みんな賛成のようで。
で、カップル同士部屋に入った。