大好きなひと

「きゃーー!!」

と騒ぎまくる。

私たちは時間のことなど忘れていた。

「あぁ、疲れた。ちょっと休憩しよ?」

と私がいうとあかねとさつきは

もう私なんかそっちのけ。

「じゃ、荷物よろしく。うちらあれしてくる。」

「うん。わかった。」

私は一人携帯をいじりながら

チョコレートパフェを食べていた。

「ねー、もしかして・・・美羽?」

と呼ばれ振り返ると

「新!?」

「よ!久しぶり!」

「ちょ、ちょとまって、帰ってきたの?」

「ううん。俺のばあちゃんち沖縄だから。」

「そうなんだ。」

「ここ座っていい?」

「あぁ、うん。」
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