大好きなひと

「ご会計、7643円になります。」

と払ってくれたのは

清水くんだった。

「今日は、近くにある宿に泊まろうぜ。」

という清水くん。

「そうだね。」

と実紅も同感し、

みんなで安い、ぼろい宿に泊まることにした。

「あああ!!おもてー!!」

みんなを布団が敷かれているところに寝せる。

さすがに一部屋8人じゃあ足りないので

2部屋借りた。

女子は女子、男子は男子

となった。

「じゃあな。」

そういって、清水くんが出て行くと同時に

実紅が聞いてきた。
< 88 / 191 >

この作品をシェア

pagetop