櫻桃~サクランボみたいな二人~
#光輝side#
あのときは……………。
『せ、先輩が…!桃花先輩が…っ!体育倉庫に…っ!』
俺の後輩が、教えてくれたんだよな…。
「ねぇ、光輝、あたしを見つけれた理由…教えて?」
ちくしょ~上目づかい攻撃か!(←攻撃ではない)
「しょ~がね~な、教えてやる」
桃花の上目づかいに負けて、あのときのことを話すことにした。
「あのとき、お前が、梶川と帰れっつ~から、一緒に歩いてたんだ」
「うん。あのときは、あたしの勘違いだったんだよね。…ゴメンネ?」
うぅ、また上目づかい……可愛すぎる。
「まぁ、いいってことよ。そんでさ…」
「うん……」
「俺の後輩がきて…」
『せ、先輩が…!桃花先輩が…っ!体育倉庫に…っ!』
「って、教えてくれたんだ。」
「そうだったんだ……」
そんなことを話してるうちに、俺たちの家に着いた。