櫻桃~サクランボみたいな二人~
#光輝side#
俺は今、桃花と、帰り道を、一緒に帰っている。
今日あった事を、いつもと同じように、言い合っている。
ただ、いつもと違うのは、二人の距離だ。
「あはは~!でね~」
俺と桃花は、手を繋いで歩いている。
「あ~ぁ…、でも、ありがと///」
「いいんだよ。たまには、俺に甘えれば良いんだよ」
そう、甘えてくれれば、良い。
「って言うか、もう、あたし達の家に着いちゃったよ」
え?
「あ、ホントだ…」
いつの間に…。
「じゃあ、後からね!」
「おう!」
そして、俺達は、それぞれの家に行った。