櫻桃~サクランボみたいな二人~
生徒会室に着いた。
_ガチャ_
「あら、光輝くん。桃花さんも。やっぱり、彼女を連れてくるのね」
「「彼女?!」」
彼女なんて、あたしの理想に過ぎません!なんて、言えないけど…。
「ち、違いますよ、波重先生。あたしと光輝は…」
「「幼馴染みです!」」
…光輝とハモった。何でこう、否定するとき、ハモるかなぁ…。
「あら、そうなの~。でも、お似合いよ!お二人さんっ!」
「「//////」」
お似合いなんて///恥ずかしいよ先生!
「せ、先生。蒼慈は?」
「そう言えば、蒼慈くん、来ないわね…。どうしたのかしら…」
_ガチャ_
「お、遅くなりました~!!」
蒼慈くんがきた。
「蒼慈くんは、彼女連れて来なかったの?」
あたしが、蒼慈くんに聞いた。すると…。
「毎年、二人立候補して、一人は彼女付きで、もう一人は、単品で来るの」
へぇ~…。って、なんで先生が言うのさ!
「それでは、今から、やることを、説明します」