櫻桃~サクランボみたいな二人~
#光輝side#
「あと、10分となったので、昇降口へ、移動してくださぁ~い!!」
「「「は~い」」」
俺、桃花、蒼慈くんの3人は、先生の指示で、昇降口に向かった。
≪昇降口≫
『只今から、演説を始めます』
「ぅえぇ~い!」なんて、他のヤツが騒いでる。
俺はそんな気分じゃあない。
『今回、生徒会長に立候補したのは…』
波重に、名前を呼ばれたら、演説台にあがるよう、言われている。
『3年A組、須永蒼慈』
「はい」
蒼慈が、返事をして、演説台にあがった。
『3年C組、櫻光輝』
「はい」
俺も、返事をして、演説台にあがった。
『まず、3年A組の須永蒼慈くんに演説をしてもらいます』
「はい」
そして、蒼慈の演説が始まった。