彼女は双子!?
なんて批評をしてみる:(笑


あれ?
あの二人、顔がめちゃくちゃソックリ…。


双子かな…?


もしそうだとしたらどんだけ双子に縁があるんだ…って話だよな。


もう一度見てみるといかにも『メンドーなのに捕まった』って顔をしている。


ご愁傷様…。


なんて思っていると一人と目が合った。


「あ!! いたいた♪ 早く来てくれないから絡まれてたじゃん、榛ッ」


え!? 俺!?


てか…コイツ、見たこと…


「ゲッ…麻沓…!! んじゃあ」


逃げ出した男。


マジマジと俺の名前を呼んだ奴を見る。


ん〜…見たことあるような…


悩んでいると…


「背中、大丈夫?」


軽く口角をあげて冷たい表情で聞かれた。


コイツ…!!


「姜!? え…マジ?」


驚きを隠せない。


だって…学校では地味子なのに…今の格好は…。


緩く巻かれた髪は茶髪でメイクは濃くないがちゃんとされていて、服装もイマドキって感じ。


女って…ここまで変われるものなのか。


唖然とするほか、なかった…。





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