彼女は双子!?
「あたしが知らない間にそんな仲になってたんだ、姜?」


少し声が弾んでいる嶺。


「ちょっとした知り合いみたいな感じかな♪ そ☆ あたしは姜」


先に嶺の質問に答えてから俺の質問に答えた姜。


なんか間違いであってほしかったような…そうでないような…。


でも素顔…いや、学校外ではマジでタイプかも。


気ぃ強いのが気になるけど…。


「ホント、助かったよ…。 にしてもナイスタイミングだったよね☆」



気になってたんだけどさ…


「よく気づいたよな?」


そう。 疑問に思ってたんだよな〜、俺♪
…“♪”じゃなくて!!


「当たり前☆ それなりに記憶力あるし」


…相変わらず冷てぇ言葉。


でも…前より若干だけど言葉が柔らかくなったような気がするんだけど、気のせい?


内心、嬉しくなる俺。


さりげない姜の仕草や言葉に嬉しくなる。



…完璧にハマったかもな。


いや、『ハマったかもな』じゃなくて『ハマった』な…。


俺は………


姜が好きだ………。


(↑今頃自覚!? by.作者)





< 12 / 47 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop