彼女は双子!?
ぅわー…スゲー…


よく息継ぎしないでそこまで喋れるな?


あ、嫌味じゃねぇよ?
感心してんの☆



「ぁ、ああ!! そーゆうこと…。 そんくらい別にいい…」


多分今さっきの絡まれていた時のことを言ってるんだろう…。


つーか返す言葉、もうちょい上手くできねぇのか?と思ってみたりした。



「んじゃ、バイバイ〜♪」


ん?


「「はっ!?!?!?」」


見事に…しかも綺麗に姜とハモった。


だってさ?
いきなり…『バイバイ〜』は、ねぇだろ?


しかも『んじゃ』ってなんだよ…『んじゃ』って…



話の流れ、違くね?


とは思っていても言えないのが現実で…


嶺って無言の圧力のかけかた…半端じゃねぇの!!


コイツだけは敵に回してはいけない!!って思ったくらいだし。



無言の圧力をかけた後、嶺はにこやかな笑顔を向けて、手を振ってどこかに行ってしまった…。


なんか…ある意味スゲェ…。


ボー然と手を振ってどこかに行く嶺を見送った俺と姜。


必然として残る…。


素晴らしく勝手なヤツだ…。





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