彼女は双子!?
ピクッと眉を上げる姜。


キスはすぐにできる距離まで顔を近づける。


あ…姜ってまつげ長い…。


それに形が良くてプルンとした唇はキスしたくなる…。


パッチリした瞳。


やべぇ………。


有無を言わせずキスしてぇ…。


残り1㎝でキス………。



もう、してしまおう!!と思った瞬間…


足に衝撃を感じたかと思うと視界がスローモーションのようにゆっくり回り気づいた時には体の左半分に痛みを感じていた。


………。


「は?」


まったくこの状況を理解できない俺。


手は使えないように纏めていたはずなのに…どうやって?


にしても…姜に会ってから痛みを感じることが増えたんですけど?


勘違いなんかじゃねぇよ?
これ、マジバナだから。


体を起こし今の状況を理解しようと必死に頑張ってみる。


………。
分かんねぇ…。


俺、これでも学年1頭いいんですけど…。


なんてゆーか…情けねぇな…。



激痛が走る体を見回す。


ん…特に外傷はねぇし…。


一体、なんだったんだろう?と首を傾げる。



…!!
姜…!!!!!!


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