涙が愛しさに変わるまで
あたしはスタスタ下を向きながら歩いて亮の横に並んだ。
「どうしたの?あ、真依が乗りたいやつは?」
亮は優しくあたしの手を引いてゲートまでいってくれた。
「クスクス……さっきの子の彼氏?なんか兄妹みたい。」
「クスクス……彼氏大変だな」
そんな声があたしの耳に聞こえてきた。
そっかぁ……あたしと亮が並んでも兄妹にしかみえないのか。
やっぱり子供すぎるんだ……あたし。
「真依ー!ほら中入れるよ。」
亮がもう中に入っていた。
「あ、ごめーん!今行く!」
ジェットコースター、お化け屋敷とかいろんなアトラクションをした。