涙が愛しさに変わるまで


あたしは反射的に後ろに下がった。



すると後ろはソファーで……そこに倒れてしまった。


そんなあたしを見て桐沢社長がクスリと笑う。



「俺に隠し事なんて…いけない子だね?」



そういって桐沢社長に覆いかぶさられた。



「真衣は俺だけ見てればいいんだよ」



桐沢社長がまたクスッと笑いあたしに深いキスをしてきた。





あたしは抵抗できなかった。



もっと……キスして欲しいって思ってしまった。



いけないことだってわかってるけど……
< 29 / 244 >

この作品をシェア

pagetop