涙が愛しさに変わるまで
あたしは反射的に後ろに下がった。
すると後ろはソファーで……そこに倒れてしまった。
そんなあたしを見て桐沢社長がクスリと笑う。
「俺に隠し事なんて…いけない子だね?」
そういって桐沢社長に覆いかぶさられた。
「真衣は俺だけ見てればいいんだよ」
桐沢社長がまたクスッと笑いあたしに深いキスをしてきた。
あたしは抵抗できなかった。
もっと……キスして欲しいって思ってしまった。
いけないことだってわかってるけど……