涙が愛しさに変わるまで


目は笑わず、ハハハと笑いだした桐沢社長。



とまったかと思ったら睨むようにあたしを見た。



「俺以外のやつのがいいなんて……おしおきだな。なぁまー子?」



あたしはその瞳が怖くて、勝手に震えだした。



そして桐沢社長があたしの唇にキスをした。




息使いだけが室内に響く。



キスの激しさであたしの頭がぼーっとしてきた時……体に違和感を感じた。



桐沢社長の手があたしの胸を触る。





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