涙が愛しさに変わるまで


「嫌です。」



あたしが言うと桐沢社長はおもいっきり舌打ちした。



「てめぇ、今すぐ言わねーってことは明日ドエロいことしてもいいんだな」



「す、すみません!言いますから!」



あたしは危険を察知してすぐに謝った。



そうしたら桐沢社長のSスイッチが入ったらしい。



「じゃあ言えよ。誠様って」



「えっ!?……ま、ままままきょ……さま」



あたしは恥ずかしすぎて噛みまくり。



「は?まきょ様?誰だよ。はやく言え。」



やっぱり納得してくれるわけもなくて、あたしはもう一度言うことになった。



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