Tears in Love〜せつない想い〜上
「柳原、ちょっと来て。」
それは矢野先輩だった。
「どーしたんですか?」
あたしは矢野先輩の
所に駆け出す。
あたしを見つめる矢野先輩。
「・・?」
あたしは
不思議そうに矢野先輩を
見つめ返す。
矢野先輩は我に
返ったかのように
話を進めた。
「明日の帰り、時間空いてる?」
「え・・・?うーん・・
分からないです」
困った表情を浮かべるあたし。
すると。
矢野先輩は
とんでもない事を
あたしに言った。
「じゃあ・・今聞くよ。
柳原って好きな奴いんの?」
「え・・・?」
矢野先輩の言葉が
あたしの心を掻き乱す。
答えようとする
あたしの後ろの方で
彩はこう言った。
「空ねー!
矢野先輩じゃない人が
好きらしいんです♪」
「ちょっ・・・彩!!」
慌てて反論するあたし。
それを聞いた矢野先輩は
あたしの目を見て、
「俺以外・・・?
誰、それ」
真剣な表情で
あたしにそう聞いた。
「・・・っ」
・・ぎゅっ
あたしは
矢野先輩の腕を
掴むと、廊下にでた。
「先輩こそ、
好きな人誰何ですか?」
話をずらすあたし。
けれど・・。
「俺の事よりも、
柳原の好きな奴知りたい」
矢野先輩はまた
あたしにそう聞く。
矢野先輩の言葉に
戸惑うあたし。
急に何だろう・・・。
矢野先輩・・・
あたしの好きな人知って
何かあるのかな・・?
その時だ。
「俺、柳原が
好きなんだけど」
「・・・え」
「ずっと前から、
好きだった」
それは矢野先輩だった。
「どーしたんですか?」
あたしは矢野先輩の
所に駆け出す。
あたしを見つめる矢野先輩。
「・・?」
あたしは
不思議そうに矢野先輩を
見つめ返す。
矢野先輩は我に
返ったかのように
話を進めた。
「明日の帰り、時間空いてる?」
「え・・・?うーん・・
分からないです」
困った表情を浮かべるあたし。
すると。
矢野先輩は
とんでもない事を
あたしに言った。
「じゃあ・・今聞くよ。
柳原って好きな奴いんの?」
「え・・・?」
矢野先輩の言葉が
あたしの心を掻き乱す。
答えようとする
あたしの後ろの方で
彩はこう言った。
「空ねー!
矢野先輩じゃない人が
好きらしいんです♪」
「ちょっ・・・彩!!」
慌てて反論するあたし。
それを聞いた矢野先輩は
あたしの目を見て、
「俺以外・・・?
誰、それ」
真剣な表情で
あたしにそう聞いた。
「・・・っ」
・・ぎゅっ
あたしは
矢野先輩の腕を
掴むと、廊下にでた。
「先輩こそ、
好きな人誰何ですか?」
話をずらすあたし。
けれど・・。
「俺の事よりも、
柳原の好きな奴知りたい」
矢野先輩はまた
あたしにそう聞く。
矢野先輩の言葉に
戸惑うあたし。
急に何だろう・・・。
矢野先輩・・・
あたしの好きな人知って
何かあるのかな・・?
その時だ。
「俺、柳原が
好きなんだけど」
「・・・え」
「ずっと前から、
好きだった」