Tears in Love〜せつない想い〜上
「大地ー?・・・あれ、
さっきまでいたのに。
誰か大地どこに
いるか分かるかー?」
「あーさっき段ボール
捨てに行ってたよ」
「そうか」
「あれ?そーいえば、
啓は??」
「散歩してくるって
言ってたけど・・
なんで散歩??」
「さぁ・・・?」
教室中が
静まり返る。
ゴミ捨て場。
・・がたんっ
「・・・」
段ボールを
捨て終わると矢野先輩は
教室に帰ろうと
後ろに振り返る。
すると、
そこには長瀬先輩の姿が。
「啓、なんでここにいんの?」
長瀬先輩は
矢野先輩にそう言われると
ゆっくりと
矢野先輩に近づく。
「・・・大地、お前に
話があるんだけど」
長瀬先輩の表情は
笑っていなかった。
「偶然だな。
俺もお前に話がある。
・・・柳原のことでな」
「「・・・・・」」
二人は見つめ合う。
ヒューーーッ・・・
冷たい風が吹く。
「・・・・っ!?」
「どーしたの?空?」
「ううん・・・ちょっと・・・」
「もー今日で終わらせないと
いけないんだから
早くやってよ〜」
「うん、分かってる」
なんだろ。
急に胸騒ぎが
してきた。
きのせい・・・なのかな?
「大地、お前。
柳原が好きなのか?」
「・・・あぁ。
ずっと前からな・・・。
簡単に言えば、
お前が柳原を
好きになった日からな」
5年前。
「今日、新しく
この剣道に入る子がいる。
仲良くしてあげてくれ」
「は・・初めまして。
柳原 空です」
小学4年生の空。
「じゃあ、空。
先生と練習するか」
「・・はい!!」
さっきまでいたのに。
誰か大地どこに
いるか分かるかー?」
「あーさっき段ボール
捨てに行ってたよ」
「そうか」
「あれ?そーいえば、
啓は??」
「散歩してくるって
言ってたけど・・
なんで散歩??」
「さぁ・・・?」
教室中が
静まり返る。
ゴミ捨て場。
・・がたんっ
「・・・」
段ボールを
捨て終わると矢野先輩は
教室に帰ろうと
後ろに振り返る。
すると、
そこには長瀬先輩の姿が。
「啓、なんでここにいんの?」
長瀬先輩は
矢野先輩にそう言われると
ゆっくりと
矢野先輩に近づく。
「・・・大地、お前に
話があるんだけど」
長瀬先輩の表情は
笑っていなかった。
「偶然だな。
俺もお前に話がある。
・・・柳原のことでな」
「「・・・・・」」
二人は見つめ合う。
ヒューーーッ・・・
冷たい風が吹く。
「・・・・っ!?」
「どーしたの?空?」
「ううん・・・ちょっと・・・」
「もー今日で終わらせないと
いけないんだから
早くやってよ〜」
「うん、分かってる」
なんだろ。
急に胸騒ぎが
してきた。
きのせい・・・なのかな?
「大地、お前。
柳原が好きなのか?」
「・・・あぁ。
ずっと前からな・・・。
簡単に言えば、
お前が柳原を
好きになった日からな」
5年前。
「今日、新しく
この剣道に入る子がいる。
仲良くしてあげてくれ」
「は・・初めまして。
柳原 空です」
小学4年生の空。
「じゃあ、空。
先生と練習するか」
「・・はい!!」