Tears in Love〜せつない想い〜上
そんなあたしは
小学校から
通っている剣道を
やるために
「剣道部」に入った。
この中学校の
剣道部の顧問は
怖くて厳しい先生で
有名だそうで・・
あたしは
強くなるために
入ることにした・・・が、
今非常に
怯えている自分がいる
ことに気づいた。
怖い。
だけど
強くなりたい。
強くなって
裏も表もない自分に
なりたい・・
そう考えるあたし。
武道館につくと、
そこには誰もいなく、
どうやら
あたしが1番に
来てしまっていたようだ。
「誰も来ていないか・・」
小さな声で
つぶやくとあたしは
扉の方へ近づき、
重いかばんを
おいてその場に座った。
数分後・・
剣道部の仲間、
男友達たちがきた。
「あ、柳原じゃん!」
「あ・・優達じゃん!
遅かったね」
「おめーが、
早かったんだろ」
「そだね」
苦笑いするあたし。
ちなみに
剣道部は男子だけで
女子はあたしだけなんだ。
鍵を持っていた優は
扉を開け、
次々と
男子は入って行った。
あたしも
その後に中に入ると、
武道館の中に
たまった汗の臭いがした。
「う・・・」
鼻に手をあてるあたし。
武道館のまわりを
見渡すと、
いつも通りの
練習場だった。
けれど・・・
あなたが突然
現れてから、
あたしの
日常が一変した。
「あーーーー!!
柳原さんだーー!!」
突然、
後ろから声がした。
そう・・
それはあなただった。
小学校から
通っている剣道を
やるために
「剣道部」に入った。
この中学校の
剣道部の顧問は
怖くて厳しい先生で
有名だそうで・・
あたしは
強くなるために
入ることにした・・・が、
今非常に
怯えている自分がいる
ことに気づいた。
怖い。
だけど
強くなりたい。
強くなって
裏も表もない自分に
なりたい・・
そう考えるあたし。
武道館につくと、
そこには誰もいなく、
どうやら
あたしが1番に
来てしまっていたようだ。
「誰も来ていないか・・」
小さな声で
つぶやくとあたしは
扉の方へ近づき、
重いかばんを
おいてその場に座った。
数分後・・
剣道部の仲間、
男友達たちがきた。
「あ、柳原じゃん!」
「あ・・優達じゃん!
遅かったね」
「おめーが、
早かったんだろ」
「そだね」
苦笑いするあたし。
ちなみに
剣道部は男子だけで
女子はあたしだけなんだ。
鍵を持っていた優は
扉を開け、
次々と
男子は入って行った。
あたしも
その後に中に入ると、
武道館の中に
たまった汗の臭いがした。
「う・・・」
鼻に手をあてるあたし。
武道館のまわりを
見渡すと、
いつも通りの
練習場だった。
けれど・・・
あなたが突然
現れてから、
あたしの
日常が一変した。
「あーーーー!!
柳原さんだーー!!」
突然、
後ろから声がした。
そう・・
それはあなただった。