Tears in Love〜せつない想い〜上
そんな二人の事を
知らないあたしは、
のんきに
稽古の準備をしていた。
「柳原!?
今日の午後の練習
なくなったじゃん!
何でやろうとしてんの!?」
優達が防具に着替えている
あたしを見て、
驚きながらそう言った。
あたしは
優達の方に目線をやる。
「確かに・・顧問は
帰っちゃったけど
どうせ暇だから
練習するんだ」
そう言うとゆっくりと
立ち上がるあたし。
「・・・俺らは休むけど、
あんまり無理すんなよ」
優達はあたしに
そう言うと、
帰って行った。
・・・しーん。
道場は静まり返る。
あたし以外に誰もいない。
「・・・ふー。やろう!」
「柳原ってここだよな?」
「あぁ・・・練習するって
言ってたから」
・・・ガララッ
道場の扉が開く。
「・・・!?
矢野先輩!?長瀬先輩!?
どーしたんですか!?」
後ろを振り向くあたし。
二人はあたしに近づく。
「いやー・・・
俺らも
練習をしとこうかなって
思ってな」
「まっ・・・
そーゆーこと」
「・・・・??」
なんだろ。
きのせいなのかな?
二人がさっきよりも、
仲良くなったような・・・
「早くやろーぜ、柳原」
長瀬先輩があたしを呼ぶ。
そして
あたし達3人の物語は
まだまだ続く・・・
知らないあたしは、
のんきに
稽古の準備をしていた。
「柳原!?
今日の午後の練習
なくなったじゃん!
何でやろうとしてんの!?」
優達が防具に着替えている
あたしを見て、
驚きながらそう言った。
あたしは
優達の方に目線をやる。
「確かに・・顧問は
帰っちゃったけど
どうせ暇だから
練習するんだ」
そう言うとゆっくりと
立ち上がるあたし。
「・・・俺らは休むけど、
あんまり無理すんなよ」
優達はあたしに
そう言うと、
帰って行った。
・・・しーん。
道場は静まり返る。
あたし以外に誰もいない。
「・・・ふー。やろう!」
「柳原ってここだよな?」
「あぁ・・・練習するって
言ってたから」
・・・ガララッ
道場の扉が開く。
「・・・!?
矢野先輩!?長瀬先輩!?
どーしたんですか!?」
後ろを振り向くあたし。
二人はあたしに近づく。
「いやー・・・
俺らも
練習をしとこうかなって
思ってな」
「まっ・・・
そーゆーこと」
「・・・・??」
なんだろ。
きのせいなのかな?
二人がさっきよりも、
仲良くなったような・・・
「早くやろーぜ、柳原」
長瀬先輩があたしを呼ぶ。
そして
あたし達3人の物語は
まだまだ続く・・・