― Summer Drop ―
家に帰ってからも

球場でのことが忘れられない。


『じゃあ、明日から11時に図書館でいい?……それじゃ、また明日…。』


少し照れながらそう言った謙太を思い出して、

ベッドの上で思わず笑顔になる。




本当に信じられなかった。

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