一人じゃないよ

「これ……」


「ペンギンが気に入ったみたいだったからそれにしたんだけど…気に入らないか?」


袋から出てきたのはペンギンが泳いでいる姿のストラップ。


あたしには飛んでいるように見えるけど。


「ありがとう亜樹!!すごく気に入った!」


「それはよかった」


亜樹さんは優しく微笑んでくれた。


あっという間に終わってしまった初デートだったけど、亜樹さんと一緒に過ごせてすごく楽しい一日だった。




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