一人じゃないよ


肩にベッドにあったはずの毛布がかけられていたのが不思議だった。


あ、もしかして綺咲がかけてくれた?


リビングへ行くとメモが置いてあって、"ベッドまで運んでくれてありがとう。朝食も準備してますから温めて食べてくださいね”と書かれていた。


時計を見ると綺咲はすでに学校に行ってる時間だった。


綺咲のメモどおり朝食を温めなおして食べると、俺も会社へ向かった。




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