一人じゃないよ
自分の口から漏れた声に、すこし恥ずかしさを覚えながらも亜樹さんの甘いキスに酔いしれた。
しばらく甘いキスを交わして、亜樹さんが離してくれた。
「これ以上すると理性保てそうにないから、今日は終わり。それに綺咲はまだ病人だからな」
甘いキスの余韻なのか、顔が火照ってなにも答えることができなかった。
「そんな可愛い顔してると、本当に理性保てないんだけど…」
その言葉であたしの顔は赤くなったと思う。