一人じゃないよ

―――――‐‐‐

「綺咲、着いたよ」


「ん……ここどこ?」


「水族館」


亜樹さんが助手席のドアを開けて教えてくれた。


「うわぁ……大きいね」


「水族館なんて何年ぶりだろう。


多分小学校以来だったかな…。


「ほら、行くぞ」


「はい」


亜樹さんと手をつないで、仲良く水族館の中へと入っていった。




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