無口なDarling
「え?何が欲しい!?」
「・・・」
「んー!そうだなぁ!!」
「・・・」
真昼間の日曜日。
俺の部屋には俺の彼女。
俺の首にしがみついて、離れない。
しかも今日は一段とうるさい。
何故か?
あと一週間で、こいつの・・・
「誕生日!!楽しみぃ!!」
そう、彼女の誕生日。
運がいいのか悪いのか・・・その日は日曜日。
「1日遊ぼうね!」
と可愛い顔で言われたら何にも言えない。
「・・・」
「聞いてるー!?」
「あー」
俺の返事が短いとすぐに頬を膨らます。
「もう!いいよ!私がプラン決めるから従ってよね!!」