無口なDarling
「俺のためって言うんだったら、毎日一緒に帰るだけでいいから。」
な?っと髪を撫でながら顔を覗かれる。
「うぅ・・・ヒイック猛ぅ~」
「女に働かせて、プレゼントなんてもらっても、嬉しくねぇよ。」
私の涙を拭きながらそう微笑む。
「だって、た・・猛が・・・記念日に・・ヒック、あんな高いものくれるから、お返ししなきゃって」
「あほ。俺は男なんだから」
「意味わかんない~!!」
「とにかく、俺はいいの。・・・・プレゼントはお前の下手くそなケーキで良かったんだよ」
猛・・・・私がケーキ焼きたいの分かってたんだ・・・
「猛・・・」
「あとは・・・澄子で」
「ふぇ!?」
突然ワンピースの後ろのチャックを全開にされる。
「この服も。買った?」
「・・・猛に見てもらいたかったから。」
「クスクス。可愛い」
そう言いながら、開いた鎖骨にキスを落とす。
嘘・・あの猛から「可愛い」!?
信じられないけど、嬉しい。
でっっでもね??
「猛!まだお昼だし・・・」
猛の肩を押して抵抗する。
「あ?」
「明るいからやだよぅ」
いつのまにかオニューのワンピはベッドの下に落とされてて。
あ~もう!なんでベッドの上でプレゼント交換なんてしたんだろ!!
ワンピだから一気に下着姿の私。
「猛~明かるいよ・・・」
「だな。よく見えるし」
首筋に音を立ててキスをする。
「・・・猛、チュウ」
「ん」
キスを求める私の唇にそっと唇を重ねる。
わっ久々な感じがする。
やっぱり猛の舌の感触・・・気持ちいい。
私の中で暴れる暴れん坊な猛の舌。
もちろん猛の手のひらも暴れん坊で、私の胸とか・・一番敏感な所とかを私の中までかき乱す。
「ふぅ・・・んっ」
真っ白になっちゃう位の、猛から与えられる快感。
暴れん坊な猛の指や舌が私を絶頂に向かわせる。
だけど・・・一番と暴れん坊な猛のものは。
つい目が行ってしまう。