無口なDarling
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澄子が眠りに着いて1時間。
俺は眠れない夜をすごし、窓際で煙草を吸う。
寝ている澄子は、窓から入る月明かりに照らされてすっげー綺麗。
思わず見とれてしまうと、澄子の口がゴニョゴニョと動き出した。
「ん~・・猛・・・大好き・・だよぉムニャ」
・・・
あいつ、化粧落とした顔を見られたくないとか騒いでたけど・・・それよりも何よりも、こんな寝言の方が恥ずかしいだろ・・・
ひとりぷっと笑いをこぼして、再び澄子の隣の布団に入った。
「澄子・・・また夏になったらこような」
愛しい澄子のおでこにキスを落とし、眠りについた。
【見ちゃダメ】
終わり