あたしの王子様
「俺、隣で見てていい?料理をしている姿を見ていたい。」

「いいよ!」

私は手を洗った。
ふぅー…まずはパスタを茹でるお水から用意ね。

ジャー


隣からの視線が私に突き刺さる。

ジーッとみている。

水葉をみてみると、目があった。

恥ずかしくてすぐ、お互いとも目を放す。


なんか、恥ずかしいな。

鍋にたまった水を火にかける。


その間も視線が止むことはない。
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