あたしの王子様
次々に意見を述べている。

羽亜は、ゆっくりとその道を歩いている。

疲れたかな?

「大丈夫?」

「大丈夫よ!ドレスが重くて歩きづらいだけよ。」

「抱っこで帰る?」

「いや、その、抱っこは恥ずかしいから…//」

俺達は会場を後にした。

「さ、早く部屋に戻ろう」

「そうだね。」

「ワルツから踊る?」

「いや、社交ダンスからがいいな!」

「OK!ちゃんと着替えような。」


「一番楽なドレスでいい?」
「あ、うん。楽なのでいいよ。」

「ありがと」

俺達はエレベーターに乗り込んだ。

いつもの検査をして部屋のある階までのボタンを押す。

ポーンっ13階です。
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