あたしの王子様
  【羽亜サイド】
ただいま、水葉とベッドの中…この部屋にはベッドが1つしかないとかで…
でも、さっきのは恥ずかしかったな//
ダンスをやめ、ベッドに行くか聞かれ…
うんとしか言えなかった。

流石に、この私でもわかることだった。
しかも、とうまーしして聞いてくるんだもん…
水葉ってS?
「羽亜…キスしよっか?」「う、ん。」
チュ
リップ音をならしながら、キスをする。
寝室にはキスの音と呼吸音だけが聞こえる。
キスをするのは初めて…
こんなときは、どんな顔をしたらいいのかな?
「羽亜…」
「なに水葉?」
「その顔、ヤバい…可愛すぎ…」
「…//なに言ってるのよ!?恥ずかしいじゃん…」
「もっかいキスしよ」
チュ
今度はゆっくり。
…ん?
私の唇をこじ開け何かが口の中に入ってきた。
「ん?…ふんッ」
なにこれ…
舌?
いや…
「ぁ…み…ずはん…ぁ」
「喋らないで…舌で同じように絡めて?」
「む、りだ…ょ…はッ」

く、苦しい…酸欠かな?
やっと唇を話してくれた。

苦しかった…
私が肩で呼吸してると、水葉が話しかけてきた。
「初めてだった?」
「え?」
「キス…」
「あ、うん。初めてした。」
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