あたしの王子様
「お前と羽亜さん、二人で留学に行きなさい。」

「留学?」

「海外で哲学と経済を学びなさい。」

「え!?ちなみに、どこの国でですか?」

「アメリカかフランスかイギリスと考えている。修学旅行でフランスに行くなら、ついでにイギリスに行き、そのまま留学すれば話しは早いだろう。」

「あの、俺は理解しました。ですが羽亜はどうするんです?」

「あ、その件は…羽亜さんも、同じイギリスに渡り、同じ留学をしてもらう。羽亜さんにも、財閥があるからね…」

「羽亜と一緒に暮らしてもいいんですか?」

「いいとも!」

「本当ですか!?嬉しいです。」

「さっそくだが、私は学園長に会いに行ってくる。その間に、準備をしなさい。大きい荷物はこっちから送りなさい。」

「はい。ありがとうございます。」

こうして、親公認?の恋人同士になり、オマケに
イギリスで二人で暮らせるようになった。

羽亜が知ったら喜ぶかな?
っつーか、早く準備しなきゃな!
明日出発だし…
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