闇の花~2人の殺し屋~
すれ違う心
――月乃side――
ラックが鎖紺と出会ってから数日がたった。
あの後、もう1度『組織にこないか?』と誘われた。
私はそれを頑なに断って別れた。
あの夜からラック、山岸の様子が前と変わった。
昼は、なにかと理由をつけては準備室に呼び出したり話しかけてきた。
夜の仕事のときは、よく話しかけていた。
――でも、それがめっきりなくなった。
学校でも仕事でも私と山岸は喋らなくなった。
山岸の行動はなにかよそよそしく、目があってもすぐ逸らされる。
仕事中は一緒にいるが雰囲気は前とはガラッと変わった。
ただ…―いつも心配そうに私を見ている。
ラックが鎖紺と出会ってから数日がたった。
あの後、もう1度『組織にこないか?』と誘われた。
私はそれを頑なに断って別れた。
あの夜からラック、山岸の様子が前と変わった。
昼は、なにかと理由をつけては準備室に呼び出したり話しかけてきた。
夜の仕事のときは、よく話しかけていた。
――でも、それがめっきりなくなった。
学校でも仕事でも私と山岸は喋らなくなった。
山岸の行動はなにかよそよそしく、目があってもすぐ逸らされる。
仕事中は一緒にいるが雰囲気は前とはガラッと変わった。
ただ…―いつも心配そうに私を見ている。