闇の花～２人の殺し屋～

捕らわれた冷血の花

音がした瞬間、腕に激痛が走った。



「っー……！」



私が後ろに振り返った時には鎖紺の手に握られていた拳銃から煙が立ち上っていた。


火薬の臭いがする。




左腕を見ると血が流れていた。





「撃たれたのね…」



私の意識がどんどん薄れていく。


とうとう立っていられなくなって私はその場に倒れた。
















私は…これで死ぬのかな…？




















――――――――――……
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「ん…」


目が覚めると私は知らない部屋に寝かされていた。



「ここは…どこ？」



私は起き上がり周りを見渡した。


私は普通のベッドに寝かされていた。