闇の花~2人の殺し屋~
真っ直ぐ輝く光
―――どうしてだろう?
当たった音がしたのに全く痛くない。
私は、そっと目を開けた。
「えっ……」
私は目を見開いた。
この光景・・・・
あの時と……
鎖紺のときと同じ。
「どうして・・・」
どうしてあなたは
私がピンチの時に
現れるの――?
なんで・・・・
なんで、あなたはいつも
曇りのない
透き通る目をするの――?
「――ラック…」