私 の 愛 し い 人 [ホラー]
中を見るなり琉輝星は慌てて部屋の中を荒らしだす。
クローゼットの中、ベッドの下‥‥‥
探す所が無くなり琉輝星はリビングへと走る。

『星愛!星愛?!』

『ちょ‥落ち着いてよ!
どうしたの?!』

心の中では何故、琉輝星が取り乱しているか分かっていたがそれを否定してほしく問う。

心臓が高鳴る。

ゆっくりと琉輝星は口を開いた。

『星愛が‥いない‥‥‥』
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