私 の 愛 し い 人 [ホラー]
マックに入ると春休みだからか人がいっぱい座っていた。

たまたま空いていた席に座りそれぞれの飲み物をストローで飲む。

『‥でさぁ
何か悩みあるのぉ?』

口を開いたのはマリだった。

その問いに私はゆっくりと話し出す。

『‥悩み‥って言うかね‥‥

せーあね‥ずっと好きな人がいるの。
昔から大好きで‥。

4つ年上で‥それでね、すっごい優しいの!

でさ‥‥相手もせーあの事好きだって思ってたんだ‥‥。
抱き着いても嫌がらないし‥彼女もつくってないと思ってたから。』

3人を見ると真剣に私の話しを聞いてくれていた。
それに安心し、話しを続ける。

『それでね‥その人と同じ数だけピアスも開けたの。

だけど‥何個も何個も開けるからせーあ開けるのやめて‥‥

そのコーデ可愛いねって言われたら嬉しくて‥
だから色んな服を着て「これどう?」って聞いたりしたの‥。
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