私 の 愛 し い 人 [ホラー]
「それは似合う」とか「それはビミョーだな」って言ってくれるから、それで好みの服装を調べた。

4つも年下だから大人っぽくなりたくて‥いっぱい頑張ったんだぁ‥‥。

でもね‥‥‥。
少し前に彼女‥紹介されちゃった‥‥‥』

えへへ、と小さく笑ってみせる。

だけど皆の反応に泣きそうになった。

『はぁ?!
なんだよそれ!

てか、その男まじ最低!

だって思わせぶりな態度してたのに彼女って!
星愛はキープかよ!って感じなんだけど!』

雫が眉間にシワを寄せてキレる。
それに対して2人も頷く。

『そんな男忘れなよぉ!』

『そうそう!
あ、あたしの彼氏に頼んで誰か紹介してもらいなよ♪』

七海が意外な事を言った。

『え?
私にも紹介してよ。』

雫は七海の方に振り向き言うが七海はそれを無視して話しを進める。
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