私 の 愛 し い 人 [ホラー]
――――――――
じゅん
Re:無題


ひさ〜
夜の10時?
いつものコンビニだよね
りょーかい
久々に騒ごぉ

   -END-

――――――――

『なんだかんだ行くのかよ!みたいな?』

一人でツッコミをしながら用意を始める。

―10時だよね〜。
なら一回お風呂入ってもっかい化粧して髪整えて行くか。
まだまだ時間あるし。―

時計の針は6時半を指している。

『星愛ちゃーん!
ご飯だよ〜』

―その言い方、何気取りだよ‥―

悪態を付きながら部屋から出てリビングへと向かう。
リビングには琉輝星もいた。

『お兄ちゃん帰ってたんだね』

『おう。
さっきな。
てか、うっまそ〜♪』

琉輝星はテーブルに並んだ料理を見てはしゃぐ。

『ほら、二人とも早く食べて
冷めるよ』

雪梛はお茶を用意しながら言った。

―作って5分もたたないうちに冷める料理ってどんなのだよ―

舌打ちが出そうになったが我慢をして箸を握る。
< 48 / 86 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop