私 の 愛 し い 人 [ホラー]
得意げに話す愛しい兄‥
愛しい琉輝星‥‥‥。
『‥‥‥っ』
ぎりっと歯がないた。
机の上にあった日記を取り上げ無造作にカバンへと突っ込む。
ボールペンとプリ帳もカバンに入れわざと大きな音を出しもう一度、家から出て行った。
携帯で時間を確認する。
まだまだ約束の時間にはならない。
ボタンをゴテゴテの爪で操作し、電話をかける。
私の好きな曲のサビが何秒か流れて声がした。
「もしもし?
星愛?」
『あ、純?
今から家に行ってもいい?』
「え‥いいけど‥
いきなりどうした?」
『ねぇ‥純‥―』
私はなんの躊躇いもなく言う。
愛しい琉輝星‥‥‥。
『‥‥‥っ』
ぎりっと歯がないた。
机の上にあった日記を取り上げ無造作にカバンへと突っ込む。
ボールペンとプリ帳もカバンに入れわざと大きな音を出しもう一度、家から出て行った。
携帯で時間を確認する。
まだまだ約束の時間にはならない。
ボタンをゴテゴテの爪で操作し、電話をかける。
私の好きな曲のサビが何秒か流れて声がした。
「もしもし?
星愛?」
『あ、純?
今から家に行ってもいい?』
「え‥いいけど‥
いきなりどうした?」
『ねぇ‥純‥―』
私はなんの躊躇いもなく言う。