たとえばこんなスクールライフ
でも…二人ともクラスメイトなのに!

こんな大怪我に繋がりかねない喧嘩をするような理由なんて、二人にはない筈なのに!

きゅっと両手を握り締め、私は唇を噛みます。

友達同士なのに…楽しい学園生活の筈なのに。

何で争わなければならないんですか?

ずっと孤独な半生を送ってきた私には、こんな不毛な争いは悲しい事でしかなくて。

「Wieviel Mut ist notwendig, die Klinge zu setzen?
Wieviel Mut ist notwendig, den Ärger zu gewinnen?
Ist es die Sache, die schwieriger als das Verletzen eines Freundes ist?
Ist ein Nachbar davon das Sie die Person, die Sie so sehr hassen sollten?
(その刃をおさめるのに どれ程の勇気が必要ですか? 
その怒りをおさめるのに どれ程の勇気が必要ですか?
仲間を傷つける事よりも 難しい事ですか?
汝の隣人は それほどまでに憎むべき人ですか?)」

気がつくと私は、歌を奏でていました。

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