春風に乗って


「ご、ご、ご、ごめんなさ―――いっ!」


突然、謝り出す女の子。


アンタ、誰?


起き上がろうとした瞬間
俺の唇が彼女の唇を
そっとかすめた。


! ! ! !


「あ…ごめん」

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