生きる。
空に浮いて、光る希望 ruika side 3
うそだ。
これは悪い夢。
最近、運悪いし…
だから
和泉がこんな悪口言うなんてあり得ない。
「あと、これいらねーや」
和泉は乱暴にネックレスを引きちぎった。
そして、もう必要なくなったネックレスは捨てられ、和泉の手に残ったのは、あのシルバーの指輪だった。
「どういう…い…み…」
きっと心の中ではわかってる。
わかってるけど、頭が追いつかない。
未だにこれは夢だと思いこんでる。
…いや、思いこみたいだけなのかもしれない。
「バカだな。捨てるってこ・と」
和泉はポンッポンッと指輪を投げ続ける。
¨約束忘れたの!?¨
そう怒鳴ってやりたかったけど、本人の行動、言葉…
すべてを見ていると、涙があふれてきて、止まらなかった。
「やくそ…く…」
「正直言うと、俺約束って覚えてねーの」
人差し指で和泉は自分の頭を差す。
「暗記力、ないから」
「だめ、絶対だめ!」
「なんで羽生にそんなこと言われないといけないわけ?
俺、校則引っかかりたくないんだぁ。
ま、そんなに必要ならお前が持っとけ…よっ!」
ービュッ
これは悪い夢。
最近、運悪いし…
だから
和泉がこんな悪口言うなんてあり得ない。
「あと、これいらねーや」
和泉は乱暴にネックレスを引きちぎった。
そして、もう必要なくなったネックレスは捨てられ、和泉の手に残ったのは、あのシルバーの指輪だった。
「どういう…い…み…」
きっと心の中ではわかってる。
わかってるけど、頭が追いつかない。
未だにこれは夢だと思いこんでる。
…いや、思いこみたいだけなのかもしれない。
「バカだな。捨てるってこ・と」
和泉はポンッポンッと指輪を投げ続ける。
¨約束忘れたの!?¨
そう怒鳴ってやりたかったけど、本人の行動、言葉…
すべてを見ていると、涙があふれてきて、止まらなかった。
「やくそ…く…」
「正直言うと、俺約束って覚えてねーの」
人差し指で和泉は自分の頭を差す。
「暗記力、ないから」
「だめ、絶対だめ!」
「なんで羽生にそんなこと言われないといけないわけ?
俺、校則引っかかりたくないんだぁ。
ま、そんなに必要ならお前が持っとけ…よっ!」
ービュッ