キミがくれた光



私と綾はゲーセンに向かい、いっぱいプリクラを撮った。



私達は、計画がどうなったのか、そのことについては話さなかった。


ただ、笑って・・・・・・はしゃいでいた。





信じていた。




きっと。



綾は。


お母さんを。




それを確かめたかったからこんな計画を考えた。






私だってそうだ。




佳世さんなんて大嫌いだけど。




彼女がいるのに他の女性に声をかけたりする男だとは思いたくなかった。






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