school days~心の隅にやった青春の1ページ~
プロローグ
あのころは辛かったんだ。

苦しかったんだ。

辛くて苦しくてどうしたらこの辛さから苦しみから開放されるのかなって思ってた。

だからあのころを思い出したくないと思ったりもした。

でも、それだと駄目なんだよね。

辛いときも苦しいときも全部私で。そういう時を過ごしたから今の私がいる。

そういう時を受け入れないといけないんだよね。

そして、辛い時を苦しい時を過ごした経験を無駄にしたらいけないって思ったんだ。

私のわがままかもしれない。でもね、すごく助けられたから。支えられたから。

だから今度は私の番。私がみんなの助けに支えになる番だね。

辛い時苦しい時私は1人だって思ってたんだ。

私の気持ちを分かってくれる人は誰もいないって思ってた。

でも本当は違ってたんだよね。

私と同じようにイジメに会ってた人や不登校になった人・苦しんでた人がいる。

テレビや本で知って。少し外にでれば同じ経験をした友達がいた。

みんながいたから乗り越えられた。

“私は1人じゃない”って思えたから。

“1人ぼっちで苦しんでるんじゃない”って思えたから。

みんながいるって嬉しかった。

みんなみんなおんなじことを思ってるんじゃないかな。

だからね決めてたんだ。

ー私の辛かった苦しかった時間を話すと。

 1度心の隅に追いやった青春を中学生活を話すとー
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