To You
-第2章-
春乃が転校してきてから2ヶ月が経った。
冬休みももう目前。
いつのまにか春乃は、オレのことを「宏くん」遊のことを「遊」と呼ぶようになった。
それにつられて、オレも呼び捨てで「春乃」って呼んでいた。
ただ、遊はさすがに、彼女がいるから苗字だけど。
席が近いから、2ヶ月でかなり仲良くなった。笠利さんは、ちょっと不満そうだけど、あの子は心広いから大丈夫だと思うし。
(って遊が言ってた)
それから、もう一つ。なんと、遊の予言が当たった!!
オレは春乃のことを好きになってしまった。自分でもよく分からないけど、自然な流れで、いつのまにかなっていた。
2ヶ月前に言ったことは嘘になってしまった。
春乃を好きになったことに気づいたのは、春乃が転校してきてから1ヶ月ぐらいのこと。
遊の
「お前、桐生のことばっか見てるけど?」
っていう一言がきっかけだった。
それからは、春乃のことを意識してるのがまわりにはバレバレだったみたい。
いろんな人に気づかれてしまった。
肝心の春乃には気づかれてないみたいだけど…
冬休みももう目前。
いつのまにか春乃は、オレのことを「宏くん」遊のことを「遊」と呼ぶようになった。
それにつられて、オレも呼び捨てで「春乃」って呼んでいた。
ただ、遊はさすがに、彼女がいるから苗字だけど。
席が近いから、2ヶ月でかなり仲良くなった。笠利さんは、ちょっと不満そうだけど、あの子は心広いから大丈夫だと思うし。
(って遊が言ってた)
それから、もう一つ。なんと、遊の予言が当たった!!
オレは春乃のことを好きになってしまった。自分でもよく分からないけど、自然な流れで、いつのまにかなっていた。
2ヶ月前に言ったことは嘘になってしまった。
春乃を好きになったことに気づいたのは、春乃が転校してきてから1ヶ月ぐらいのこと。
遊の
「お前、桐生のことばっか見てるけど?」
っていう一言がきっかけだった。
それからは、春乃のことを意識してるのがまわりにはバレバレだったみたい。
いろんな人に気づかれてしまった。
肝心の春乃には気づかれてないみたいだけど…