4人の教師にお手上げです!





彼と車の中で

起きたときのこと。





私を真っ直ぐ見ていた

瞳を思い出した。












『第一、

レスペクトなんて

彼そのものじゃないか。』






『え…??』







『゙respect゙

これをローマ字読み

するとレスペクトだ。

じゃあ矢口

respectの意味は??』







『…敬う??』






『あぁ。なんだ。

わかってるじゃないか。』







『え??

だから何が…』






『大森先生の名前は??』






『え??


大森…??!』









『わかったか。

その通り。

彼の名前は大森敬太。


彼の名前から

会社名が作られたんだよ。』







光はベルトン大学の教授。




さらに藤田先生は

ベルトン大学の将来の学長。







そしてさらに

大森先生は

あのレスペクト社の社長。







私が彼らから離れた3年間。





私は一体何をしていたんだろう。












『…で

もう一人のことは聞かないんだ??』







『?!

っ…』






…聞きたい。


けど聞きたくない。







2つの思いが

頭の中で葛藤を繰り広げる。



< 126 / 200 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop