4人の教師にお手上げです!
KAREN side
...光にいわなくちゃ
いけない.
一度日本に帰って
自分の本当の気持ちを
確かめてくることを.
大きく深呼吸をして
教授室をノックする.
「はい.」
「あ、かれんです.」
「おう.
入れ.」
静かに戸をあけると
そこには
笑顔をみせながらも
なんだか切ない顔を
している
光がいた.
「...光??」
私が呼びかけると
光は勢いよく
立ち上がった.
そしてつかつかと
私のもとに
歩みよる.
「...こっ...」
「...かれんは
俺のこと
少しでも
好きでいてくれたことは
あった??」
「...もちろんだよ?」