4人の教師にお手上げです!
矢口は
静かに寝息を
たてていた.
「…ひとまず、
そいつはここに寝かせて…」
「…あぁ、なにが
あったか
話したほうがいいだろうな…」
「かれんちゃーんっ.
起きたらいっぱい
お話しようねっ.」
そういって
矢口を
席に座らせ
近くにあったタオルケットをかけ
二人に椅子を
さしだす.
あらためて
三人で顔を見合わせると
なんだか
うれしいような
恥ずかしいような
懐かしい気分になる.