4人の教師にお手上げです!
「えっ…せんせっ…」
すたすた歩いていく
先生は
自分のであろう
机まで行き
そこから
なにかを持ち出してきた.
そして私の後ろにまわる.
「…ちょ、…川田せん…」
「黙って?
前むいて?」
やさしくそう言われて
私は従ってしまう.
首もとに
ひんやりとした感覚がする.
「…これ渡すの
こんなに
遅くなるなんて
思ってなかったなあ.
あとこれも.」
そういって
私の右手に
またひやりと感じるものを
つける.