4人の教師にお手上げです!



「…んっ…」







甘い


甘い



とろけてしまうようなキス.










…そしてお互いを

確かめ合うようなキス.









いちど触れた唇は

次第に

熱をもちはじめる.








「…んと…ふっ…」









徐徐に

激しくなる

その動きに

身をまかせていると

やはり私は

こんなにも

川田先生が

好きだったんだと

実感する.








名残惜しそうに

唇は離れた


川田先生は

やさしく微笑んで

こう言う.














「…真面目なのに

不器用で



…一生懸命なのに

どこかぬけてて


…仕事の顔と

いつもの顔をわけてる







…それって

俺でいいんだよね?」





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